健康経営優良法人
経済産業省と日本健康会議が合同で制度設計を行い、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する「健康経営優良法人」に2023年度はじめて認定されました。
IoT-EXでは、役員、従業員およびその家族の心身の健康を重要な経営課題として捉えており、以下のような特徴的な取り組みを行っています。
- 産業医の設置
産業医の法的な設置基準は従業員が常時50名以上いることですが、IoT-EXでは従業員数30名未満のときから設置しています。産業医には健診結果の確認とフィードバック、ストレスチェックで高ストレスと判定された従業員の面談、日常的な相談窓口として、従業員の健康をサポートしていただいています。
- ストレスチェックの実施
ストレスチェックの法的な実施基準は従業員が常時50名以上いることですが、IoT-EXでは従業員数30名未満のときから実施しています。定期的に実施することで従業員自身が自らのストレス状態を把握しやすくしています。また、人数は僅かですが高ストレスと判定された従業員には産業医の面談を促し、状況改善のサポートをしています。
- 定期健康診断受診の徹底
従業員が健康診断を受けやすいよう、以下のような制度、取り組みを実施しています。
・健康診断の受診を勤務扱いとする
・人事部門が従業員一人一人の受診状況を把握し、未受診の従業員には個別に受診勧奨する
・自身での予約が困難な外国籍従業員には予約サポートをする
ことで、高い受診率を達成しています(2020年から3年連続で受診率100%を達成)
- 定期健康診断後のサポート
定期健康診断で再検査や精密検査を要すると判定された場合、
・再検査および精密検査の受検を勤務扱いにする
・検査費用を会社が負担する
・人事部門が検査受検に向けてサポートする
ことで、再検査や精密検査を受検しやすくしています。
- 配偶者(扶養)の定期健康診断費用サポート
従業員本人と同じ健保組合に加入している配偶者(扶養家族の場合に限ります)の定期健康診断費用を会社が負担する制度を整えています。
- 日常的な運動の推奨
無理のない範囲での運動を日常的な習慣にできるよう、歩くことを奨励しています。従業員全員の歩数を週単位で集計し、半年単位で継続的により多くの歩数を記録した従業員を報奨しています。